フィードバックの大切さ
秋の風が爽やかにふき、沖縄も暑さから脱し、
過ごしやすい季節になってまいりました。
生徒、保護者様におきおましてもますますご健勝のことと存じます。
さて、受験専門学習塾である共学琉大セミナーも中学受検を残り一カ月、
高校受検まで残り100日と少しに迫り、
白熱の受検対策という様相を呈してまいりました。
受検目前は塾内における授業だけでなく、
家庭学習においても重要さを増してまいります。
家庭学習において生徒自身が大切にしてほしい事は
フィードバックという考え方です。
この場合のフィードバックとは「目的を達成するために現状を省みること」です。
目的を思い出し、現状を把握し、軌道修正を行うことです。
共学琉大セミナーの中学生向けに行ったアンケートでは、塾に通う目的は
「席次をアップすること(内申点をよくすること)」「受検に合格すること」
という項目がトップになりました。
いずれも試験で良い点数を採ることが必須条件となります。
それでは、家庭学習でその目的を補完するためには次の3つが重要となります。
①目的の再認識
塾に通う目的、目先の目標、具体的には
「合計〇点を採りたい」「席次〇位を達成!」「〇〇高校(中学)に合格」といった目標を再確認しましょう。
②現状の把握
家庭学習で現状を把握するにはひと工夫が必要です。
学校のワークや出された宿題、試験の過去問題を解くうえで、
「解ける問題と未だ解けない問題」を仕分ける意識で演習しましょう。
その意識があれば、答えを見ながら空欄を埋めるだけの「作業」から脱却できます。
③軌道修正
「解けない問題が解けるようになる。」
これで目標を突破できることは誰しも反論はないでしょう。
②で解けない問題を明らかにしたとき、共学琉大セミナーをより一層活用することができます。
授業中や特別補強の自習室を活用して先生に質問し、解ける問題を増やしていきましょう。
共学琉大セミナー 塾長 福山 冬威
(11月1日 会員向け月刊新聞「共琉だより」第238号より一部抜粋)