受験生であるという意識
夏休みも10日ほどが過ぎ、
連日”休みが続く”
という事が日常化してきた頃だと思います。
共学琉大セミナーの受験生は
毎日6時間から8時間、
授業に汗を飛ばして勉学に励んでいます。
生徒の中には
「高校受験はまだまだ先だし、スイッチ入れるの早すぎない?」
「学校ではあの子もその子もまだ受験勉強なんて始めてないよ。」
と思う子もいるでしょう。
確かに、のんびり屋さんの沖縄では
11月、12月、時には年が明けてから
やっと受験に向けての意識が高まり始めるといったことが多いです。
このような全体の「空気」は
どういった背景から生まれているのでしょうか。
大きな要因として、沖縄の高校入試制度が挙げられます。
沖縄では県立高校入試に1次と2次があり、
1次試験で志望校に落ちても、
2次審査で定員に空きのある学校に進学できます。
もちろん2次審査でも落ちてしまう可能性はゼロではないですが、
学校の先生とよく相談して出願校を決めれば
ほぼ間違いなく高校へ進学できます。
その結果、
周囲に「高校に行けなかった。」
という先輩は見当たらないですよね。
だから、「そんなに勉強しなくても、高校ぐらい行けるし」
と思ってしまうのはしようがないことかもしれません。
ただし、
共学琉大セミナーに通う多くの生徒のように、
”球陽や開邦”といった難関校や”コザ・普天間”といった人気校に
進学したい生徒は話が別です。
「夏期講習から本気を出した一握りの受験生だからこそ、
難関校や人気校に合格できるのです。」
さて、共学琉大セミナーの中学3年生は
夏休みに「受験生」としてのスイッチがオンになり、
毎年の夏休み明けには生まれ変わったように学力を高めています。
共学琉大セミナーの生徒達は
一歩先に「本当の受験生」になることが出来ているわけです。
今年も仕上がりが楽しみです。
共学琉大セミナー
塾長 福山冬威
(8月1日 会員向け月刊新聞「共琉だより」第235号より一部抜粋)
(https://unsplash.com/photos/6RTM8EsD1T8)