塾をフル活用する
沖縄は夏の暑さを残しつつも暦は9月を迎え、秋へと切り替えの季節となりました。
私事ではありますが、この月で30歳になります。私が尊敬する吉田松陰先生(幕末に松下村塾を開塾し、のちに日本をけん引する人材を多く育てた偉人)は享年30、満29歳でお亡くなりになりました。一介の塾講師である私ですが、吉田松陰先生のように志高くもち、子どもたちの教育に励んできたつもりです。そして30歳を目前に、これまでどれほどの成長があったのか人生を振り返るこのごろです。
さて、共学琉大セミナー生の皆さん。
夏期講習があけて、小学生も中学生も多くの試験に挑戦する時が来ました。
夏に重ねた努力がしっかりと実り、まさに「収穫の秋」となります。
夏期講習でぬかりなく対策しましたが、試験までの一・二週間は気が抜けません。
末を乱さずに粉骨砕身で詰めていきましょう。
コロナの影響で夏休みが伸び、気の緩みそうな場面です。
家庭学習ではいかに誘惑を断ち切り、勉強に踏み切れるかが勝負の分かれ目になります。
ここで吉田松陰先生の言葉を引用します。
「断じて之れを行へば、鬼神も之れを避く。大事を断然と欲せば、先づ成敗を忘れよ。」
【訳】 あなたが決心して行えば、誰も(鬼や神様でも)それを止めることはできない。大事なことを思い切って行うとき、できる・できないということは忘れなさい。
家庭や学校の休憩時間、部活が早く終わった時の空き時間、その時間をどう使うかは、目標に挑戦するあなた次第です。
この文章を読み終えた次の瞬間、一歩踏み出すことであなたの人生は大きく変わっていくでしょう。
もちろん共学琉大セミナーは頑張りたい生徒の皆さんを全力でサポートします。
例えば、授業のない平日も、空き教室を無料開放しています。
学校の宿題や提出物、テスト対策や予習復習をする場所として活用してください。
また、生徒や保護者様の不安を解決するために「三者面談」「個人面談」を随時受け付けております。
進路の相談や、やる気を出したい生徒の相談など大歓迎です。(やる気を引き出す方法)
自らの目標を達成するために共学琉大セミナーをフル活用しましょう。
共学琉大セミナー
塾長 福山冬威
(9月1日 会員向け月刊新聞「共琉だより」第224号より一部抜粋)