やる気を引き出す方法
7月になり、夏の暑さも本格化して参りました。
生徒・保護者さまが、熱中症対策も万全に、健やかであることをお祈り申し上げます。
さて、共学琉大セミナーでは夏期講習がスタートします。
例年、当塾の夏期講習を受けることで、受験生だけでなく小学生から中学生までが心引き締まり、やる気も試験の点数も生まれ変わります。
保護者さまからも「塾に通うようになって(息子が)大人になったように感じます。」「(娘の)やる気がとてもあがってきています。」など嬉しい報告を例年数多く頂いております。今年も生徒たちの変化が楽しみです。
”共学琉大セミナーに通うと不思議とやる気になる。”
これは当然、塾としてはやる気が出るよう働きかけているからです。
共学琉大セミナー講師が意識する子どもたちのやる気へのアクセス方法は次の2つ。
保護者様にとって参考になると嬉しいです。
①モチベーション
生徒が勉強を頑張る理由はひとりひとり違います。単純に「成績が良くなりたい」だけでなく「両親に喜んでほしいから」「将来、裕福になりたいから」「成績が上がったらご褒美があるから」などなど、一人ひとりの目的に違いがあります。
講師は、日々の会話や面談を通して、独自の目的を否定せずに現在の勉学と関連付けていきます。
「心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」
古典『大学』にある言葉です。
目的のない(あるいは否定された)状態で学んでも身にならないでしょう。
②モラール
抽象的に言うと「塾の雰囲気」です。ドアを開けて玄関を抜けると「勉強する気持ちになること」です。まるで魔法のように、塾に来るとなんだか勉強したくなる。そんな雰囲気づくりを大事にしています。
具体的にはまず「整理整頓」、そして「ルール」、最後に「リソース」、生徒が必要とする教科書、演習問題、辞書・辞典・図鑑、質問に答える講師が常に用意されていることです。
そして「夏期講習」や「試験対策」で適切に号令がかかり、目標達成のための行動を明確にします。
このような仕組みで「やる気が出る」という状態を作り上げていきます。本年の夏期講習でも、以上の事に気を配りつつスタッフ一同、邁進してまいります。
共学琉大セミナー
塾長 福山冬威
(7月1日 会員向け月刊新聞「共琉だより」第222号より一部抜粋)