前向きな姿勢
7月に入ったばかりですが、夏の暑さはすでに猛暑となっております。今年は屋内でも熱中症対策が必要ですね。生徒・保護者様はどのようにお過ごしでしょうか。
さて、この時期になると「夏期講習」が迫り、受験生にとっては一気に「受験」が身近に感じる頃かと思います。今年度は例年に比べて夏休みが短くなりました。しかし、小学6年生、中学3年生へは、受験生として例年に引けを取らない受験対策指導を実施してまいります。また、受験生以外の学年においては、苦手科目の克服と、これまでの復習、これからの予習もぬかりなく行って参ります。
世間では、新型コロナウィルス感染症拡大の被害を受けて多くの中小企業がダメージを受け、どんよりとしたムードが漂っています。しかし、私は「これはチャンスなのでは?」と考えております。なぜなら、共学琉大セミナーの小中学生においては、勉学に何ら影響を受けておりません。むしろ、生徒たちは日頃よりも多くの授業をこなすことで、例年以上の学力が身についています。生徒のみなさんにお聞きします。周囲の友人を見渡してみてどうでしょうか。部活動の休止や臨時休校によって得た自由な時間の多くを勉学へ注いだ友人がいったいどれだけいたでしょうか。学校から出た宿題以上の勉強を共学琉大セミナーの生徒ほど行ったものが果たしていたでしょうか。多くの子どもたちが「自粛生活」に甘んじて、必要最低限の課題をこなす程度だったのではないかと予想します。よって、共学琉大セミナーの生徒の皆さんは、大いに自信を持ってください。特に「中1生」は顕著に実感できたかと思います。中学校生活が始まり、「学校の勉強がとても簡単!」と感じてくれているのではないでしょうか。
7月に入り、一部の中学校では定期試験が実施されます。進学してから競う場が乏しかった今年度ではありますが、それでも前向きな姿勢で刃を研ぎ続けた生徒の皆さんは、今回の定期試験でとても良い結果を残すことができるでしょう。常に前向きに、そして楽しみながら試験に臨みましょう。
共学琉大セミナー
塾長 福山 冬威
(7月1日 会員向け月刊新聞「共琉だより」第210号より)