子ども達に、人生を切り拓く力を授けよう!
良い習慣は早期に身につけたい
新年度も早一月が過ぎ、新しい環境にも慣れてきた頃かと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
沖縄では梅雨の季節を迎えますが、天候に気持ちを左右されず、常に朗らかに周囲と接して行きたいものです。
さて今回は「条件反射」について触れたいと思います。
私たちは、目の前に起こるある条件によって気持ちが明るくなったり、その逆であったりします。
例えば「長期休暇」とか「家族旅行」という言葉を聞くだけで、多くの場合、勝手に心地よい反応(反射)が起こります。
その逆に、「失業」とか「減給」という言葉に対しては、不快な反応(反射)となるでしょう。
それはその人が、過去の体験を通して、ある「条件」に対して、ある「反射」を招く脳内回路を築いた結果と言えます。
例えば議論をしている時など、「条件反射」は瞬時に起こります。
それは感情を刺激し、次に言葉や表情となって表面化します。
それが不快の反射であった場合、自分のその言葉や表情を相手が受け取り、
相手もまたその「条件」に対してある反応(反射)を起こし、話せば話す程お互いの不快を増長させてしまいます。
親子間でよく起こるケースです。
しかし、トレーニングを積んでいる人は、条件反射の「次のアクション」を意識的にコントロールすることができるので、
その場をより良い方向に導くことができます。
相手の気持ちを理解し、お互いにとってより良い結果となる「言葉のつむぎ方」や「思考の習慣」を身につけているのです。
このような習慣を子ども達に身につけさせてあげたいと願い、今年度から小学5年生以上を対象にレッスンを開始して参ります。
代表 喜納 康光
(5月1日 会員向け月刊新聞「ヒカリっ子」第171号より一部抜粋)