素敵な人を自分で創り上げる
人を好きになる努力が自分を幸せにする
ゲームやネットなどに登場する自分自身の「分身」を表すキャラクターのことをアバターというそうです。
2009年に映画「アバター」が世界的メガヒットとなったことで多くの方がアバターという言葉を耳にしたことがあると思います。
私たちの脳の中にもアバターが存在すると考えられます。私たちの脳は眼球で見たものをそのまま脳の中で再現させているのではありません。普段から知っている人は特に、その人の印象が脳の中にすでに形成されているので、直接対面で会話していても目の前の人物ではなく、自分の脳の中に形成されているその印象イメージと会話をしていると言われています。つまり、私たちの脳内に相手の印象がアバターとして存在しているというのです。
相手の言動によってそのアバターは良い印象にもなるし、その反対にもなり得ます。
相手もまた自分に対する印象をアバターとしてその人の脳内に持っています。それが良い印象として存在していることを願います。
よって、相手の脳内に存在する自分というアバターが良い印象であるように日頃の付き合い方は大切にしていきたいものです。
そしてまた、多くの他人のアバターも自分の脳内に存在しており、その印象が全て良い印象であれば、自分自身が幸せを感じられます。その反対であれば、自分自身が不安やマイナス感情に苛まれる結果となってしまいます。
よって、関わる人々の良い面を見て、相手を好きになる努力をすることによって、自分の脳内に存在するアバターたちのことが好きになるのです。そのような素敵な人々に囲まれて生活している自分自身が、幸せを感じることになるのです。
代表 喜納 康光