乳幼児の脳は発達の黄金期
今日の親の決断が子どもの未来を輝かせる
四月となりました。皆様におかれましては新年度の準備等でご多用の日々をお過ごしのこととご推察申し上げます。
しかし、忙しいから子育ては一時ストップ!というわけにはゆきません。大人にとってどの様な時期であろうとも、子どもの脳の発達は待ってはくれません。
人間の脳は、生まれた直後は四百グラムほどですが、その後急速に成長し、六ヶ月で二倍になり、七歳で成人の脳の九十%に達すると言われています。
群馬大学医学部、高木貞敬名誉教授(神経生理学)によると、「これから脳の神経細胞がどんどん伸びて、新しい神経連絡部を作っていこうとする大切な乳幼児期に、どのような教育を与えるか、どのような環境で育てるか、ということが脳の神経細胞の働きに、決定的な影響を与える」と報告しています。更に、「幼児がどのように、また、何を教えられるか、また、どれだけ熱心に、どれだけ長くいろいろなことを体験し、学ぶかということで、脳の神経の発達に、はっきりとした違いが現れてくる」と伝えています。
「三つ子の魂百まで」という先人の体験と医学博士の報告が、異口同音に早期教育の大切さを述べています。
私たちイクウェルチャイルドアカデミー(元七田チャイルドアカデミー)は、30年以上の長きに渡って乳幼児の教育に携わって来て、子どもたちに秘められた驚くべき能力に驚嘆させられ続けています。
「若いときもっと勉強しておくべきだった」と思ったことがありましたが、時間の巻き戻しは出来ません。お子様の「脳の成長の黄金期である今」を逃してしまわないように、大切に子育てして参りましょう。
代表 喜納 康光