幸せホルモンを活用する
心の中まで非常事態にならない努力
今世界中がコロナウィルスの脅威にさらされ、その難を乗り越えようとそれぞれに努力しておりますが、皆様のご家庭ではいかがお過ごしでしょうか。互いに協力しあってこの困難を乗り越えて行きたいと願っております。
外敵に対する備えも大切ですが、自分の中で起こる不安や心配が免疫力を落とすことに繋がる、と専門家は注意を促しています。
ご存じのように、ウイルスのような存在に対抗するのは私たちの体の中で働く免疫です。その免疫が活発に働くか否かは、私たちの心の状態に大きく影響を受けることが分かっています。首相官邸から発表された「新型コロナウイルス感染症の備え」の中で、一人ひとりができる対策として、
十分な睡眠とバランスのよい食事、そして免疫力を高める事を推奨しています。
しかし、最近はテレビをつけると不安を促す情報が溢れています。確かに新たな情報の収集は大切ですが、それによって自らの免疫力を落としてしまっては本末転倒となってしまいます。
ストレスが消え、不安な気持ちが癒され、怒りや悲しみなどの感情が和らぎ、安心で心地よいという感覚をもたらすオキシトシンという脳内ホルモンが知られています。そのオキシトシンを分泌させる方法は、スキンシップと感謝の感情だといわれています。
スキンシップとしてはタクティールケアという手法が今インターネットで話題になっています。是非検索して学んで頂ければと願います。また、誰かへの感謝や思いやりの気持ちを思い浮かべるだけでも、オキシトシンが分泌されることが分かっています。手洗い同様に免疫力を高める行動も互いに心掛けて参りましょう。
代表 喜納 康光